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耐震診断・工事について

耐震診断・工事では、どんなことをするの?

こちらでは、当社が行う耐震診断の内容や基準、補強工事について詳しくご説明しています。「株式会社 柿原工務店」では地元・福岡を中心に、建物の耐震性能を把握する耐震診断を実施しています。
その結果に基づき、必要な場合は地震対策の改修工事をご提案。もし診断結果に問題がなければ工事はおすすめせず、建物の中で一番丈夫な場所など、万が一の地震に役立つお住まいの情報をお伝えします。

耐震診断とは?

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耐震診断では、担当者がご依頼のあった建物を現地訪問し、約2時間かけてさまざまな調査を行います。診断を担当するのは、耐震技術認定者講習会を受講し、講習会後の考査に合格した「一般耐震技術認定者」です。

診断は非破壊・目視にて行いますのでご安心ください。調査では、屋外・屋内だけでなく、可能であれば床下や天井裏に入らせていただくこともあります。調査項目は、壁の材質、筋交いの有無、屋根の重さ、劣化状況(基礎のヒビ割れ・外壁の割れ・雨染み)など多岐にわたり、あらゆる角度から建物の耐震性能をチェックします。

耐震診断の基準

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当社では、一般財団法人 日本建築防災協会が発行する 2012年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」の一般診断法による耐震診断を行います。

一般診断法とは?

耐震診断には、仕上げ材の一部を解体して調査を行う「精密診断法」と、目視・非破壊にて検査を行う「一般診断法」があります。当社が採用している「一般診断法」では、建物のすべての部位ではなく代表的な部位で検査を行い、主に壁の強さ・壁の配置・劣化度・柱と壁の接合部分などを評価します。

一般診断法では非破壊調査によって一定の精度を確保でき、スピーディーに診断できるため、お客様にかかるご負担を軽減することができます。

耐震工事

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耐震性を高めるための改修工事には、以下のような方法があります。

壁の補強

耐震診断の結果に基づいて補強が必要な箇所を割り出し、最適な位置に、最適な強度の壁を補強します。正確な位置・強度を割り出すことなく壁を補強しても、偏心率は改善されず、補強にはつながりません。

壁の補強方法には、筋交いを入れて補強する方法と、補強用面材・構造用合板を用いる方法があり、当社はいずれの方法にも対応可能です。

基礎の補修

ヒビ割れに樹脂を注入して塞ぐ、無筋基礎に鉄筋コンクリートの基礎を抱き合わせるなどの方法で、基礎の補修を行います。

劣化の改善

土台の腐朽・蟻害、柱下の痛みなどが見られる場合は、土台の取り替え・柱根継ぎなどの改修が必要です。

屋根の軽量化

屋根の材質をより軽量のものに取り替え、耐震性の向上を図ります。