menu

安心の耐震診断書について

震診断書で「見える」から安心

福岡の「株式会社 柿原工務店」では、耐震診断の結果を記載した耐震診断書を発行しています。その内容に基づき、必要であれば地震対策工事のプランをご提案。もちろん、必要がなければ無理に工事をおすすめすることはありません。診断書で現状をきちんと把握していただけますので、安心して耐震診断をご依頼ください。こちらでは、耐震診断書の内容や見方をご説明します。

耐震診断書の中身

イメージ画像

「耐震診断書」と言われても、あまりピンとこない方が多いと思います。柿原工務店が加盟する「木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)」では、36ページにも及ぶ耐震診断書を発行します。

その内容は「診断結果報告書の読み方」「診断結果報告書」「補強提案」の3つのテーマにわかれ、「補強提案」については診断依頼者の希望によって項目から外すことも可能です。

耐震診断結果について

耐震診断結果は、以下のような構成で記載されます。

  • 総合評価(建物の状態を1ページにまとめたもの)
  • 1階2階平面図
  • 地盤、基礎
  • 劣化度
  • 壁の配置バランス
  • 必要耐力の算出
  • 耐力要素の詳細

耐震結果の見方

耐震診断結果の内容の中で注目していただきたいのは「必要耐力(Qr)」と「保有耐力(Pd)」の値、続いて、保有耐力の中の強さ(P)、配置バランス(E)、劣化度(D)の値です。
これらの値はその建物の壁が持つ強さ・バランス・劣化度を示していますので、これらの値が「耐震工事が必要かどうか」を判断する目安となります。

配置バランスが悪い 壁補強などによって改善できます。
劣化している 改善工事の検討をおすすめします。また、劣化がそれほど深刻でない場合も、リフォーム・他の補強工事の予定があれば同時に改善しておくと安心です。
配置も劣化度も問題ないが、上部構造評点が低い(0.7未満) 建物全体を構成している壁が弱い可能性が考えられます。この場合、壁補強や屋根の軽量化といった改善方法があります。

Pick Up!!-木耐協とは-

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)は国土交通省の「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の登録団体で、現在、全国約1,100社の工務店・リフォーム会社・設計事務所などで構成されています。私たち柿原工務店も、この一員です。

木耐協ではこれまで、全国で木造住宅の耐震診断16万棟、耐震補強5万棟と、数多くの耐震診断・補強を実施してきました。その経験に基づき、工務店・リフォーム会社向けの実務的な研修会・講習会を年間100回以上実施。耐震診断・補強レベルの向上に努めています。このような活動が認められ、「ジャパン・レジリエンス・アワード2016」の企業・産業部門で、金賞を受賞しました。

団体としての理念は【地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す】こと。地震災害への備えを広く啓発し、木造住宅の耐震性向上に取り組んでいます。